2014/08/27
アジアパシフィック アライアンス(以下、A-PAD)の加盟国、スリランカで広範囲に及ぶ干ばつが続いています。
スリランカの災害管理センター(Disaster Management Centre)は、国内各地で干ばつが深刻な状況にあり、100万人以上が影響を受けていると発表しています。飲み水のほか、農業用水も不足しており、農業や畜産業にも大きな被害が出ています。
このような被害に対応するため、CHA(Consortium of Humanitarian Agencies)は8月上旬、A-PADに緊急支援の声明を発表。A-PADは緊急対応資金から3万ドルの支援を決定しました。
食糧不足に対応するため、スリランカ南部のハンバントタ県を含む3県で支援を開始。1500世帯を対象に米、砂糖、豆、魚、茶の葉、大豆の加工品(ソヤミート)などの食糧を配布したほか、容量1000リットルの大型貯水タンク40基、家庭用のバケツ500個を届けました。
干ばつは広範囲に及んでおり、より多くの支援が必要とされています。被災者のニーズに応えるため、CHAはスリランカナショナルプラットフォームの中核団体として、スリランカの大手スーパーCargillsなどの企業や政府と協力しながら迅速に支援活動を展開しています。
A-PADでは引き続きCHAと連携し、被災地の情報を収集するとともに、CHAの活動をサポートしていきます。
A-PADのホームページはこちら。http://apadm.org/
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