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活動報告

アジアに展開する

2014/09/29

【アジアパシフィック アライアンス】フィリピン火山と水害被災者に1300万円の緊急支援

フィリピンのルソン島では、9月、複数の災害が発生し甚大な被害が出ています。

台風15号(ルイス)による大雨で発生した洪水では、10万人以上が被災。また、引き続いて台風16号(マリオ)ではマニラ首都圏を含む広範囲にわたる地域で水害が発生し、土砂崩れや家屋の全壊・半壊などの被害が出ています。さらにルソン島南東部アルバイ州のマヨン火山が噴火する可能性があるとして、政府は噴火警報レベル3(5段階)の警告を発表。アルバイ州知事は、マヨン山火口から半径8キロ圏内にある地域住民に対して避難命令を出し、9月28日の時点で、55,000人以上が避難所で生活しています。

Civic Forceのフィリピンのパートナー団体CDRC「Citizens’ Disaster Response Center」は、災害発生後すぐに首都の避難所に食糧を配布し、さらに調査を続けています。また、「アジアパシフィック アライアンス」(以下A-PAD)の活動の一環として、CDRCは9月、緊急支援の声明を発表しました。これを受け、A-PADは緊急対応資金から水害支援に300万円、火山避難者支援に1,000万円の支援を決定。緊急支援プログラムとして、合計5,500世帯に、食品や衛生キットなどの配布を予定しています。

IMG_0319.jpg(c)CDRC