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活動報告

緊急即応体制を創る

2015/05/19

【地震想定訓練】緊急期に迅速な支援を、愛知県での訓練に参加

IMG_4125.JPG防災意識の向上、防災について考える機会の提供を目的に、「とよた交通安全・防災フェスタ」が5月18日、愛知県豊田市のスカイホール豊田で開催されました。この中で、Civic Forceはパートナー団体「NPO法人 愛知ネット」が主催する「フレンドシップ防災デー2015」に参加協力しました。

愛知県では南海トラフ巨大地震による被害想定として、県内の死者が最大で2万9000人、また、全壊・消失建物被害は約38万2000棟と想定しています。地震は100年から150年周期で発生しており、いつ発生してもおかしくないと言われています。

1999年に設立された愛知ネットは「1億総レスキュー」をスローガンに掲げ、防災、災害救援のための情報サービス支援を中心に、東日本大震災でもCivic Forceと協働し、臨床心理士を派遣する「心のケア事業」を展開。その他、日本国内の災害時に迅速に支援活動を行っています。

昨年に引き続き行われた今回のフレンドシップ防災デーでは、Civic Forceの他、生活協同組合コープあいち、日本ボーイスカウト愛知連盟、NPO法人遠野まごころネット、軽トラッカーズ、トヨタボランティアセンターの7団体から約50人が参加して行われました。

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防災デーでは直下型地震を想定し、市民の安全な避難と企業・ボランティアなどが連携し、緊急・復旧支援体制の構築を目的に、避難者の誘導、応急処置、搬送のほか、支援物資の搬送、仕分けなどを実施。Civic Forceでは避難所のほか、更衣室や救護所など多用途で使用できるエマージェンシーテント(緊急避難用テント)の設営方法の紹介をはじめ、過去の支援実績を紹介するとともに、関係機関と連携を深めました。

またその他の会場では各種ショーなどが同時開催され、たくさんの親子連れで賑わいを見せていました。会場に訪れた親子にエマージェンシーテントの用途や活用方法などについて理解を深めていただきました。

Civic Forceでは引き続き、協力団体との連携を深め、迅速な支援を展開できるよう準備を進めて参ります。