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活動報告

被災地を支援する

2017/01/27

【東日本大震災】多賀城高校3年生からのメッセージ

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「Civic Forceを選んだのは東日本大震災でたくさんの人の支援を受け、緊急時の支援の必要性を強く感じたから」

「震災が起きる前からネットワークを構築し、いざというとき、調整役になる活動に賛同した」

ーー2016年12月、Civic Force東京事務所にたくさんのメッセージが届きました。送り主は、宮城県にある多賀城高校3年生約30人。5月に実施された「社会支援ワークショップ」の授業の一環で、(株) アソボット主催の『hello life!』 プロジェクトに参加した生徒たちです。

『hello life!』は、地域活性化や障がい者支援、 環境問題など、 Civic Force を含む 10 団体の活動が紹介されているカタログで、この中からサポートしたい団体を選ぶと支援金が各団体へ振り込まれる仕組みとなっています。被災地を支援したい人たちがこのカタログの”購入者” となって被災地の学校などにプレゼントし、 受け取った子どもたちは「これからの未来に必要だと思うNPOの活動」を選びます。

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多賀城市は、2011年3月11日の震災時、津波が押寄せ、陸上自衛隊駐屯地や通学路が浸水。帰宅困難となった生徒たちは校内で一夜を明かしたそうです。そうした経験から、多賀城高校では震災直後から学校周辺地域の「通学防災マップ」や、津波が到達した高さを示す「津波波高標識」を作成するなど様々な取り組みを続け、2016年4月には国内2番目、宮城県内で初めて防災専門の「災害科学科」を開設しました。

今回のプロジェクトに参加した多賀城高校3年生203人のうち、このカタログで Civic Force の活動を選んでくれた生徒のメッセージのなかには「 今度は自分たちが支える番になりたい」という力強い言葉もありました。東日本大震災で被災し、つらい体験を乗り越えて地域の力になろうとがんばっている高校生の姿を垣間見ることができました。

Civic Forceでは、地域の復興を担う若い皆さんとのつながりをこれからも大切にしつつ、引き続き被災地の復興支援活動や次の大規模自然災害に向けた準備を進めていきます。これからも応援よろしくお願いいたします。