2018/07/14
「布だから風もとおりやすい」
カーテン布の開閉でプライバシーを確保でき、しかも紙管と布で誰でも簡単に組み立てられるー 約300人が身を寄せる薗小学校(岡山県倉敷市真備町)の体育館と一部の教室に、本日、避難所用の間仕切りシステムが設置されました。
設置を指揮したのは、建築界のノーベル賞ともいわれる「プリツカー賞」受賞建築家、坂茂さん(写真右)。東日本大震災や熊本地震の避難所でも使われたこの間仕切りは、この1週間、ほとんどプライバシーのない生活を強いられていた避難者の皆さんの暮らしを大きく変えるものです。
設置にあたっては、緊急支援チーム(CF/A-PADジャパン/PWJ)の医師(写真中央)で、薗小学校の教室で診療を続けてきた稲葉が、家族の配置場所などに関するアドバイスを行いました。また、チームメンバーは、本日午後から坂茂建築設計+ボランタリー・アーキテクツ・ネットワークや避難者の皆さんと協力しながら、3人1組になって間仕切りを設置しました。
避難者の皆さんからは「布だから風が通りやすい」「着替えがしやすくなる」「廊下側から丸見えだったから嬉しい」と評判です。
離島へも物資をお届け
また、緊急支援チームは、今日もニーズ調査に基づく緊急支援物資を、岡山県と広島県の避難所にお届けしました。
断水の影響が出ている瀬戸内海の25島で構成される、愛媛県上島町の海の駅でも物資配布を行いました。
このほか、岡山県総社市や真備町の吉備クリーンセンターでもニーズ調査を行い、マットレスなどの要請を受けて、連携する企業への協力を呼びかけました。
@広島県三原市
ブルーシート10枚(購入)@本郷中央病院/Tシャツ(相馬救援隊)@船木ふれあいセンター、介護老人保健施設ドリームせせらぎ/女性用下着(グンゼSEMA)@せせらぎ
@岡山県倉敷市
ダニアース、5本指靴下、蚊取り線香、せんたくばさみ160×2、安全ピン300×2、養生テープ15巻など/熊野神社、坂田公会堂(自主避難者)
@愛媛県上島町 水など/海の駅
愛媛県上島町の海の駅
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