災害支援のプロフェッショナル Civic Force(シビックフォース)

HOME 活動報告 緊急即応体制を創る 愛知県・三重県で防災訓練実施

活動報告

緊急即応体制を創る

2013/09/01

愛知県・三重県で防災訓練実施

木曽川河川敷で実施された愛知県の防災訓練

DSC06642.JPG9月1日は防災の日。今年4月にCivic Forceと災害時相互連携協定を結んだ愛知県では、稲沢市と共同の防災訓練が実施され、Civic Forceも視察しました。

愛知県の防災訓練は、「自助、共助そして公助へ ~つながる地域の防災力~」をテーマに、木曽川の河川敷で南海トラフ地震を想定して実施。地域住民と防災関係機関が連携した救出救助や、ヘリを使った水難救助、避難所の運営、支援物資の受け入れなど多様なテーマで、多くの機関・関係者が参加しました。南海トラフの巨大地震による津波が木曽川をさかのぼり、内陸で被害が出ることを想定し、自衛隊のヘリコプターが川に流された人をロープでつり上げて搬送する訓練も行われました。

愛知県災害対策課の岡田晴道課長補佐は、「愛知県は、南海トラフの巨大地震で2万3,000人が死亡し、建物38万棟が被害を受けると想定されている。訓練を重ね、関係機関との連携を確認することが、災害への備えとして重要」と話していました。

また、同じく今年4月に協定を結んだ三重県では、熊野市や御浜、紀宝両町で総合防災訓練が実施されました。具体的には、海上自衛隊と連携した海上からの救助・搬送や、住民参加の避難所運営、病院や医師会と連携した医療対応、JRの乗客誘導などを柱に、住民や関係機関ら約4000人が参加しました。

次の災害は、いつどこでやってくるか分かりません。Civic Forceでは、次の災害に備えて、各自治体との連携関係を構築し、いざというとき、少しでも早く、一人でも多くの被災者をサポートできるよう準備しています。