台風30号により甚大な被害を受けたフィリピン中部。Civic Forceは12月3日、第3回目となる支援物資の配給活動をレイテ島の中部、アルブエラ市にて行いました。支援物資は米や乾燥魚、毛布、歯ブラシ、衛生用品など現地のニーズを組み選定。世帯ごとに配布できるよう事前にパッケージ(1パッケージ=1世帯6人あたり1週間相当)にまとめた物資を被災者に手渡しました。
Civic ForceはフィリピンのパートナーNGO「CDRC(Citizens' Disaster Response Center)」と地元ボランティアなどと協力し、発災直後から支援活動を続けています。今回の配給活動もCDRCやその地域支部の調査に基づき、支援が届いていない地域を中心に選定しています。第3回目となる配給活動では480世帯分の物資を配布。これまでに計1900世帯分の支援物資を届けることができました。今回の配給活動にもたくさんの住民が行列をつくり、支援物資を受け取ると安どの表情を浮かべていました。
また今回の台風により、フィリピン中部のレイテ島、サマール島では多くの家屋が倒壊。避難所や野外での暮らしを余儀なくされています。Civic Forceは12月5日、エマージェンシーテント(緊急避難用テント、最大10人収容可能)計960張をレイテ島、サマール島で配布する予定です。テントは被災者の方々が安心して寝泊りできる場所として活用されます。
本事業は、皆さまからのご寄付と、一部ジャパン・プラットフォーム(JPF)の助成金で実施しています。長期化が予想される緊急・復旧支援活動に対し、引き続き皆様のご協力をいただきたく、何卒よろしくお願い申し上げます。
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